ADHDの特徴とは?
2022/03/22
「ADHD」には、さまざまな特徴が見られます。
今回は、ADHDの特徴について見ていきましょう。
ADHDにみられる特徴
ADHDでは、どのような特徴が現れるのでしょうか。
注意欠如
ADHDで最も多いのが「注意欠如」です。
「不注意」ともいわれますが、いわゆるうっかりしていたためにしでかす不注意とは異なり、「他の子どもに比べて注意力がないこと」を意味します。
そのため、ADHDの子は忘れ物をしたり、言われたことを忘れるといったことがしばしば起こるのが特徴です。
この注意欠如がADHDによるものだと理解してもらえないと、単なる不注意として注意されたり、叱られることが増えるでしょう。
その結果、子どもはどんどん自信をなくしてしまいます。
多動症
多動症もADHDに多い特徴で、じっとしていられない状態です。
授業中に席を立って教室の中を歩き回ったり、思いついたらすぐに行動してしまうといった状態が見られます。
じっとしていられないことと、衝動的に動いてしまうことのいずれかが現れる子もいれば、両方が同時に現れる子もいます。
いずれにしても、こちらも周囲から注意を受ける可能性があり、行動の原因に対する理解が不可欠です。
感情や欲求のコントロールが苦手
思い立ったら考える間もなく行動に移してしまうADHDは、感情や欲求のコントロールが苦手という特徴もあります。
そのため、授業中に先生から指名される前に答えてしまったり、深く考えずに言葉を口にすることがしばしばです。
また、思うように言えないといらだつといった特徴も見られます。
まとめ
ADHDという言葉自体が社会に広く浸透しているとは言えないため、子どもの行動が単なる不注意として注意されることもあるでしょう。
けれど、その結果として子どもは深く傷ついてしまいます。
当施設ではADHDのお子様に対し、一人一人に合った計画をもとに支援を行っております。
お悩みの際は、当施設にご相談ください。