食育のねらいとは?
2022/04/15
食を考える教育のことを「食育」と言いますが、そのねらいは何なのでしょうか。
今回は、食育のねらいについて見ていきましょう。
食育とそのねらい
食育は、いくつかのねらいを持って行われます。
食生活の見直し
近年は手軽に食べられるファストフードや、レンジでチンするだけで食べられる調理済みの食品が多く売られています。
ご夫婦で仕事をされている場合、二人で料理を分担して作られるご家庭も増えてきましたよね。
けれど、忙しいとどうしても加工された食品を使ってしまいがちです。
当然のことながら子どもの方がダメージは大きく、食生活が乱れがちです。
その結果、朝から元気が出ない、ぼーっとして授業に集中できないといった子供たちが増えています。
これでは、勉強にも支障がでるのは明らかです。 食育のねらいのひとつは、この乱れた食生活を直すことにあります。
できるだけ新鮮な野菜やくだものを食べ、加工食品は減らした方がいいでしょう。
そのためには、親御さんが率先して加工食品の利用を減らす必要があります。
成長を促す
食育のもうひとつの重要なねらいが、子どもの健やかな成長を促すことです。
幼いころから新鮮な野菜やくだものを多く食べ、加工食品の摂取を少なくすれば、それだけ健康な体になれるでしょう。
野菜やくだものにはビタミンやミネラルが豊富に含まれていますので、成長に必要な栄養素を摂取できます。
また、体を構成するたんぱく質は、肉類だけでなく魚や大豆からも摂取しましょう。
日本人はもともと農耕民族で、たんぱく質は主に大豆製品から摂取してきました。
子どものころから納豆やみそなどを食べることで、植物由来のたんぱく質も摂取でき、成長を促すのに役立ちます。
まとめ
食育のねらいは、主に食生活の乱れを整え、正しい食事で成長を促すことにあるとわかりました。
成長期に子どもがどんな食生活を送るかで、その後の健康状態が変わると言えるでしょう。
八尾市で児童発達支援を行っている当施設では、食に関する支援も行っております。
ぜひ、お気軽にご相談ください。